当院では、レントゲンやMRIでは写ることのない長引く痛みの原因とされている「モヤモヤ血管」に着目した治療をしています。
日本の癌の専門医師が、血管造影剤をつかって血管を撮影したときに見つけた、正常な血管の一部から現れた「異常な血管」のことを言い、その異常な血管の塊がモヤモヤっとして見えることから、「モヤモヤ血管」と呼ばれています。
この「モヤモヤ血管」を正常な血管から遮断することで、長引いていた痛みがその場で劇的な改善があったことから、長引く痛みの原因が「モヤモヤ血管」ではないかと考えられています。この考えは、世界中の痛みの研究者の間でも多数の同様の論文が発表されています。
原因については、現在において明確な結論はでていませんが、活性酸素が関与しているのではないかと言われています。(※活性酸素とは、私たちが呼吸と食事によって得た酸素や食物を体内で新陳代謝によって生命活動をするのに必要なエネルギーへ変換する。その変換をする過程で生産される酸化力の強い酸素である。)活性酸素の特徴は、量が少ない時には狭くなった血管の拡張や細菌などを攻撃して身体にとって有効な働きをしますが、量が増えると活性酸素が発生した周囲の細胞を酸化(劣化)させます。
「モヤモヤ血管」ができるのは、損傷(けが)や繰り返しのストレスにより血管が傷つき炎症が起きる。その血管の傷ついた部位を修復するためにエネルギーが消費される。その際に活性酸素が発生する。その活性酸素が「モヤモヤ血管」をつくりなさいと指令を出しているからである。
この「モヤモヤ血管」に対して、鍼・灸・マッサージ・電気といった身体の外からの刺激によってモヤモヤ血管を破壊し排除する治療と、漢方生薬製剤(漢方薬・栄養補助食品)を使った内から正常な血管への修復をする治療をしています。
この「モヤモヤ血管」は外から破壊して削除しても何度でも再生を繰り返し発生します。漢方は新陳代謝を活性化し、血管の修復作用を促進し血管の状態を改善できるからである。
当院で取り扱う漢方生薬製剤は、JPS製薬のものを採用しています。JPS製薬の漢方生薬製剤は、血剤と言われる血液・血管に作用する生薬製剤を得意としており、「モヤモヤ血管」の治療に対しても高い効果を発揮できています。
治療法としては、「モヤモヤ血管」のマッサージ、鍼灸による破壊と排除、長生式長引く痛みの漢方処方(田七人参+桂枝茯苓丸+抗酸化食品OR抗酸化サプリメント)による治療をしています。この治療において最も重要なのが、「抗酸化」です。どれだけ血管の状態を改善しても活性酸素によって血管が酸化されてしまえばもとに戻り、また「モヤモヤ血管」が生産され、痛みが発生します。なので、長引く痛みを治すためには自分自身の抗酸化力を向上させるために抗酸化食品・サプリメントを定期的に取る必要があります。
田七人参:血管内の清掃
桂枝茯苓丸:血管の柔軟性の改善
抗酸化食品・抗酸化サプリメント:血管の酸化の防止
JPS製薬の製品は、漢方治療において最も重要な漢方の本来の味とにおいを忠実に資源しています。漢方の治療では、味とにおいは特定の内臓を刺激するのにとても重要な働きをします。そして、この漢方薬が自分に合っているのか判断するためにも必要なのです。自分にあった漢方薬は、その成分が自分の身体に必要であるため、美味しく感じます。
当院では健康食品・漢方を用いる鍼灸・接骨院として、地域の皆様の健康を願いつつ、 気軽に通っていただける環境を整えております。治療だけでなく、予防の面でも指導を行い、他院とは違うアプローチで、皆さまの身体の不調を改善いたします。身体の不調でお困りの方はぜひご来院ください。
施術内容について詳しくは専用ページをご覧ください。